窓枠の修復

残った補修個所。
ここはサイドウインドウの後方下です。
この辺りはアルミの枠で隠れている部分なのですが、アルミと直接触れていた為、電位差による錆びが発生していたようでひどい錆びようでした。
もう切った貼ったの作業も終わりなのでコマ送りの様に作業を紹介します。
まず、結構適当に鉄板を切ります。
使用している板金ばさみはテコの原理で倍力装置が付いています。
これなしで1.2mm厚の鉄板を切ると手の皮が剥がれてしまいますので必須アイテムですね♪
何でも使います、靴ではさんで切っています。
ある程度形になったら万力ではさんで曲げます。
こうして挟んで叩くと角がきっちり出てくれます。
シートブレーキ(鉄板折り曲げ機)もありますが、きっちりと角が出ないので、結局最後は万力で挟んで地道に叩いていました。
きっちり角が出た様子。
万力の凸凹まで再現してくれていますが余計なお世話です。
万力の台を使ってきちんと伸ばして行きます。
使用しているハンマーは少しくらい斜めにあたっても頭がそれに合わせて曲がってくれる優れモノです。
ただし、数年もすると中の樹脂が崩壊します。
現在崩壊中。
ざっとこんな感じになりました。
ここから微調整を行います。

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