サーキット・・・そしてエンジンブロー・・・

サーキット(MLS)に行ってきました。
朝っぱらからなんですが、高速でなんかカタカタ言うなーと思ったら次第に凄まじい音になってきてヒーヒー言いながらパーキングまでたどり着いて見てみたら・・・ハブナットががたがたに緩んでました・・・こええ((((´д`;))))))))ガタガタガタガタ
その後何とか無事サーキットに着き相変わらず朝一だけ絶好調のドリZ。
今回は何度目かの走行で微妙にクーラントのかほりが漂ってきました。
ん?もしや・・・以前S30Zで同じかほりを嗅いでいる僕はホース破裂を予感しました。
それから半周くらい走ったら突然油音がぐんぐん上がってきたので!!まずいぞと思いピットに急いで入れると・・・やっぱりホースが破裂してクーラントが無くなっていました。
今回破裂したのは幸いエアコンのヒーターホースだったので、破裂した方を取り外して生きている方のホースをリターンさせる形で応急処置しました。
さて、これで一安心だっ♪と・・・走ったら今度は・・・パワーが下がっていきますヽ(・ω・)ノ
あー・・・終わった・・・またまたピットに戻ってボンネットを開けると、またクランクプーリーがダンスしてました┓(´_`)┏
しかも油圧も下がってきてるし何だかカタカタ言ってる・・・・
その後の取調べで(・∀・*)油圧の低下はオイルが減っているだけ、音はどっかからしているだけ、という事が分かったので帰れると踏んで気合で帰って来ました♪
途中音が凄まじくなっていって乗った高速からすぐ降りてみたり、ガソリンスタンドで長期立ち往生して、居合わせたお爺さんに道を教えてもらったりと・・・大変な帰り道でした。
で・・・ただいまこんな状態なのですがその経過を説明していきたいと思います。
あ、ドリZがブローしたのでけろスカ借りて走ってたんですが、MLSのオーナーに外周の突っ込みのスピードD−1選手と一緒だよって褒められちゃいました♪
珍しくかなーり嬉しかったので思わずカキコヽ(・ω・)ノ
話を戻してと、で・・・これがその素敵なエンジン音です。
先輩のコネで交換できたカム、これに傷が入ってたら正直へこみます。
でもあけてみたら全然大丈夫でした、傷一つありません(・∀・)ノ
ちなみにクランクプーリーは手でボルトが回せる状態まで緩んでました・・・
リフトも使えないし、なんとなくですが、今回はエンジンのみで降ろします。
エンジンスタンドに取り付けました。
今回はL型をちゃんと修理してまた載せたいと思っています。
○田ワークスエンジニアリング部門(・ω・)ノ
クランクの頭とくちゃくちゃのキーです。
もう使えません、クランクシャフトはパーです・・・
ボア確認。
89mm、確かに3Lです、でも遅かった・・・
ヘッドを降ろしてピストンの状態を確認。
ヘッドはカム、ロッカーアーム、スプリング、バルブ、どれも異常は認められませんでした。
ピストンも・・・上から確認する分にはダメージは無いようです。
しかし・・・クランクを回すとあのカコカコ音が聞こえてきます。
そしてその犯人はやっぱり・・・・
2番のピストンでした。
とりあえずメタルがいらっしゃらない様子なのでコンロッドを分解してピストンを外してみます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1枚しかない、と思わせておいてっ♪
ジャーン(T▽T)
きれーに重なってました。
シリンダー内部、こすってますねー・・・
他もこすっていますが2番は異常に擦れてます。
ピストン、キズキズです、でもピストンリングにダメージはありません。

今回の修理ではピストン、シリンダーの傷消し(ヤスリでね)クランク・コンロッドメタルを交換、クランクシャフト・2番コンロッド交換、で行く予定です。
すげーだろ、ミクロンで戦ってるL型チューナーもいれば紙ヤスリでてきとーにやってるやつもいるんだと・・・思いしれっ(・ー・)ノ


・・・でも、僕は前者がよかった
オイルパンの中はまるで雲母の様になってしまったメタルが沈んでました。