CAN(多重通信)とフェイルセーフ



さて、掲示板でも論議を呼んだ?多重通信(CAN)とフェイルセーフについて、調べて解かった事を書きたいと思います。
NEO6のECCS・C/UにはCANと言う、デジタル信号を使ってそれぞれのC/Uと相互通信を行う1本の線があります。
今までのC/Uにはこんな機能がなかったのでエンジンのコンピューターにつながるセンサーだけ動いてればよかったんです。
ところが、このCANを搭載したC/Uの場合、エンジンに関係のないどこかのセンサー、もしくはC/Uに異常があると、この通信線で互いが異常を認識してフェイルセーフモードになるのです。
それはエンジンスワップにとっては致命的な機能と言えます。
なぜなら、スワップ先の車両に全ての機能を移植しないといけないからです。
わざわざ全部移植するなんて非常に大変ですし、僕のように古い車の場合、かなりの加工が必要になってしまいます。だいたいABS付きの130って・・・
そんな訳で、途中でそんな事を聞いてしまった僕は顔面蒼白で(ウソ)日夜解決策を捜し求めていたのでした(ホント)


で・・・結果から言うと・・・なります、フェイルモード(/ε\)
左上の表の下から4行目「多重通信線」の項目を見て下さい。
一番右のフェイルセーフに入るかの項目に、わざわざ「必ず発生する」なんて((((´д`;))))))))ガタガタガタガタな「◎」が誇らしげに輝いてます_| ̄|○
しかし、他にエンジンの出力に関係する項目を見てみるとなーんにも○がありません。
これは一体・・・と日産お客様相談センターに電話をして聞いてみました。

た「多重通信の配線が切れちゃうとフェイルモードになるとありますが具体的にどうなるんですか?」
日「CANについては僕らも勉強中でとても説明が出来るレベルではないので調べて折り返し電話します」
そして半日(笑)

その結果は
TCS・ABSは制御停止、ATはスロットルモーターが作動しないので変速ショックが出る、エンジンの出力は制御されない、との回答でした。

と・・・言う事は、一安心なわけです!!キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(`  )━(ω` )━(´ω`)━━━!!!!!

しかーし・・・
今度は下の図をご覧下さい。
これはエンジンに何らかの変化をもたらすセンサーの一覧です。
その中の下2つ、そう・・・TCSのセンサーですヽ(´д`)ノ
見た感じさほど影響するようにも思えませんがこれをつながないとエンジンの警告灯が点きっ放しになっちゃいます・・・
え?そんなもんつけるのかって?
当たり前でう、CONSULT用のカプラーも出しますよ、使える機能は最大限活かします(・∀・)ノ
でも・・・配線外しちゃったんです・・・
そんな訳でもう一度配線を剥いて元に戻しています( ・3・)
こっちも、バラバラ+混乱ヽ(*'▽')ノ