55 ドアの修正
 

残るは左ドア、最後の最後まで見つからず、アメリカから輸入したものです。
めくってみるとやっぱりパテだらけ。
さらに、ドアミラーがついていた部分の処理が非常に悪く、かなりラインが歪んでいます。
裏から叩きだし形を整え、さらに穴も開いていたので溶接で埋めておきました。
プレスラインの下にも一定の間隔で穴が開いていました。
きっとこの車両はモールがついていたんでしょうね。
いろんな車の歴史が集結しています。
ドアを塗装すると、しまったスケルトンが残ってしまっています。
過去の経験からスケルトンが残ったまま塗装をしてしまうとこのように光沢が出て塗膜がうまく硬化しません。
メーカーに有効な落とし方を聞いてみましたが、やっぱり念入りに水で落とすしかないようです。
皆さんもスケルトンを使う時は気を付けて下さい。