5 防振ゴム

床の枠が出来たら床を浮かす為の防振ゴムを取り付けて行きます。
まず、床の枠は最初に地面にけがいた線と同じサイズものだと思いますので枠と地面双方の同じ位置にこの防振ゴムを取り付ける位置を書いておきます。
間隔は互い違いにしながら910mm間隔で大丈夫だと思います。
余りにも狭い間隔だと振動の吸収が妨げられますし、少なすぎると床が動いたり全体的に沈んでしまったりしてしまいます。
防振ゴムにもいろいろな種類がありますがRC構造の建物の場合床の高さが一定ではないので両側からボルトが飛び出しているエンジンマウントのような物を使います。倉敷化工のKHA-55と言う製品です。
地面にはアンカーと言う打ち込むタイプの雌ネジを入れます。
ここで死んでも使うのが「ハンマードリル」です(o・ω・o)
僕、これを知らずに長らく振動ドリルと言う物を使っていました。
もうね、ちっとも進まないし熱で刃がダメになるし、電気工事の人とかどうやってるんだろう・・・って思ってましたw
初めてこいつと出会った時は何とも言えない気持ちになったなあ・・・
これでもってしてコンクリートに「垂直」に穴を開けます。
こいつはドリルの固定方法が変わっていて普通の刃を使うことはできません、SDSと言うタイプの専用の刃を購入します。
打ち込む前にこいつを使って中の粉を取り除きます。
もちろん、アンカーの長さを考慮して穴を開けないといけません。
ガイドがあれば最高ですがなければ刃に印を書いてそれを目安に穴を開けましょう。
そして、アンカーを打ちこみます。
アンカーは石頭ハンマーで音が変わるまでぶっ叩きます。
ただし、必ず打ち込み棒を使って下さい(・∀・)ノ
二度とネジが入らなくなりますよw
打ち込んだ。
これが打ちこみ棒です。
右側の変形が戦いの歴史を物語っています(>_<")