10 天井に入る前に

これは地面の枠です。
床にコーススレッドで固定されています。
壁の位置を出していると同時に遮音材としても重要です。
石膏ボードに隙間があってもうしろにはこいつが控えているのできっちりとした遮音が期待できます。
この点から軽量鉄骨での施工はお勧めしません。
こんな感じで天井の枠も這わせて行きます。

が!!
これは良い順序ではないです。
グラスウールマットなんかを貼る前に天井の固定をした方がいいでしょう。
余計な物を貼る前なら墨出し器で正確な位置決めが出来ます。
作図によって作成された枠なので高さは一定、歪みのみが発生しているはずです。
できれば天井の枠を入れる前に壁の垂直をきっちりと出し動かないように適当な木材などを利用してビスで固定してしまいましょう。
その状態で天井の枠を入れないとだんだん歪みがくせになって行きます。
壁なんか組んでしまったらパンタジャッキの出番です(o・ω・o)