フェアレディーSPL311のレストア風景


88 ウェットブラスト完成

弐輪部品.comより商品が完成して戻ってきました。
なんて表現したらいいのか、全体的なツヤはサンドブラストのそれとは明らかに違います。
プラモデルのクロームシルバーのような輝きを見せます(笑)
元の状態。
人間の手できれいにしてありますが、溝の中や細かい部分など、この程度で限界を感じます。
ウエットブラスト後。
そんな事はお構いなし(笑)
サンドブラストと比較して感じる事はムラの無さでしょうか、あと表面の輝き方が違います。
サンドブラストよりも均一に、そしてシルバーが際立った状態です。
裏の状態。
文句無くピカピカに(・∀・)ノ
これはかなり効果あり。
こんな具合になりました。
サンドブラストよりもメディアが細かいからだと思うのですが溝の奥の奥まで異物が消え去っています、これは正直凄い。
こちらも同じ感じ。
塗装したみたいな光り方をしているのがお分かりでしょうか、中途半端なエンジンに組んだら明らかに浮いてしまいそうな光沢を放っています。
奥まですっきり♪
フロントカバーはどうでしょうか?
こちらは多少ムラが残ったように感じますが表面のもともとのムラがあった部分なので仕方が無かったのかもしれません。
とは言ってもものすごくきれいです♪

料金はSPL311のヘッドカバーサイズでしたら8,000円〜、フロントカバーで5,000円〜、今回の小物でしたら2,000円〜だそうです。
まとめての要望でしたら割安になるそうなのでサビサビの部品を集めて送るのもいいかもしれないですね(^^;)

弐輪部品.comより作業工程の説明です
マスキング後(特にメッキ加工のあるねじ山等)、今回は外装品で機構的に問題の無いところでしたら中〜少粗のサンドブラスト(状況に応じてアルミナ・ガラスを使い分けます)で大まかな汚れや塗装の剥離を行います。
その後にウエットブラストを使用します。
初めは細いノズルでやや高圧で隅や狭い所を中心に処理を行い、徐々に気圧を落としながら広いノズルで全体を処理をします。
よくサンドペーバーでヤスリを掛けていく鉄則に「荒めのペーパーから細かいペーパー」をかけていくのと同じことです。
基本時に当社はドライとウエットの2重加工をいたします。

もちろん、キャブやヘッド内部はウエット・オンリーでの作業となります。
塗装の下処理、ということでしたら1サンド〜2ウエット〜3サンドと柔軟に対応出来ますのでよろしくお願いします。

ウエットブラストについては、使う用水に防錆剤を常時入れていますのですぐの腐食はありませんが、長期でのメンテナンスは各ユーザー様の方でお願いしております。

当社はウエットブラスト加工依頼いただいたお客様は沖縄以外、こちらからの送料は無料で発送しております。(沖縄は+500円送料が掛かります。)