ボディー左側の再生その3

同じことばっかりやっていると気が滅入るのでファイヤーボードの下端の折り曲げ部分をもっと鋭角に曲げたいと思います。
この部分は、普通にハンマーなどで折り曲げてもどうにもRが緩くなってしまって何とかしたいと思っていました。
普段ふちの折り曲げ部分を作成するときは、シートブレーキで折り曲げた後、万力で挟んでガンガン叩いて角を出しています。
しかし今回の場合は取り付けてから折り曲げる位置を出したため、空中に万力を固定するのは難しいのでどんな方法で曲げようかと悩んでいました。
で、考えた挙句に出来上がったのがこれ
L字のアングルを溶接して直角の部分を作成します。L字のアングルならそれだけでいいじゃんと言いたいところですが、以外にも内側のRはゆるやかなのです。
それだけではハンマーでたたいた時に飛び跳ねてしまうので、あまり使わないドリーを重りとグリップ代わりに溶接しました。
久々に分厚い鉄を溶接しましたがなんて気持ちいいことか。
この作業の効果はいずれ紹介します。
左側面は溶接、サンダーでのならしともほぼ終わったので鉄板の歪みを取りたいと思います。
使用するのは毎度のアーク溶接絞りです。
闇雲にやってるように見えますが半分闇雲です、思った通りですみませんw
でも半分ですからね(笑)
この作業が終わった頃にはデコボコだった鉄板も随分と大人しくなります。
ここからは地道な作業、事故・切断・保管時の扱い・そして溶接によって複雑に曲がった鉄板をきれいにならしていきます。
それでも、もうこれ位離れれば切り取られていた痕跡が分からなくなってきました。
ほら、右側みたいになってきたでしょ?
うしろから見るとこんな感じ。
やっぱり少し曲がってますね(笑)
手前の方が内側に来ているのは問題ないのですが新しい鉄板と古い鉄板と切り取られた鉄板が複雑に絡まっている部分はまだガタガタしたラインになっています。