ボディーのねじれ

イセッタの室内、良く見るとリアウインドウの下端のラインとファイヤーボードの上端のラインが平行ではないうえにねじれてしまっています。
今回はここがちゃんと元に戻るようにしたいと思います。
原因の一つと思われる車両左側のファイヤーボード。
ここは以前事故の修理を試みたオーナーによって切り取られ、そのままになっていた部分です。
事故自体の影響もあると思うのですが、上面を切り取られた後にそって溶接すると下に行くに従って内側に入り込んで行きます。
要するに天板が歪んでいると言うことです。
上部からみるとこんな感じ。そもそもふにゃふにゃの状態なのできれいに溶接する自信がありません。
結局、少し抑えてもらったりしながらなんとかファイヤーボード同士を接合することに成功。
しかし、このままの状態でボディーと溶接すると物凄い隙間によってボディーが持っていかれてしまいかなりへこんでしまいます。
何故だろうと考えることしばし。
答えは簡単でした。
事故でファイヤーボード自体が内側に入り込んでいたのです。
その影響で天板もふにゃふにゃしていたのでしょうか?
そうと分かれば簡単、ジャッキで押しひろげてゆがみを修正していきます。
するとほとんど元通りに、あとは微調整で何とかなりそうです♪

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