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C35ローレルMT載せ換え
ATの設定しかない「C35ローレル」にMTを搭載するといういかにも日産らしい改造を紹介します。

準備する物

  • 35ローレル
  • 33スカイラインのMT
  • 33クラッチ機構一式
  • 33ブレーキペダル
  • 33サイドブレーキ・ワイヤー・ブラケット(スポット溶接を剥がして取り外してくる)
  • 33ミッションマウント
  • 33プロペラシャフト
  • 33MT用クランクシャフトに取り付けるカラー
  • 度胸・覚悟・夢・希望
  • 友達

必要工具

  • 一般的な工具一式
  • ベアリングプーラー←ないと大変
  • 溶接機
  • ドリル
まずはじめにセンターコンソールボックスを取り外します。
次にフットブレーキペダル、そこにつながっているワイヤー類を取り外していきます。
ワイヤーは下側からでないと外れない為ジャッキアップして(2柱リフトでごめんm(._.)m ゴメン)プロペラシャフトの前半分を外して取り外します。
プロペラシャフトを見上げた図。
はせがわくんはここで既にサイドブレーキを取り付けています。
大変だったとの問いかけに「ポン付け」との事(笑)
やっぱりこの作業も
「この瞬間が日産だね(笑)」で終ってしまうのだろうか・・・少し心配になってきた・・・日産が。
用無しのATを降ろします。
と、言っても色々と取り外さなければいけません。
その一つがこれ、ATオイルクーラーの配管、頑張って外して下さい。
後はカプラーとエンジンとミッションを連結しているボルトを外すのみです。
ここでのアドバイスはエンジンとの連結ボルトの上の方が取り外しにくすぎるので先にミッションマウントを外してしまうといいと思います。
するとミッションの重みで下がってきてその隙間からボルトが外せます、カプラーについても同じ事が言えます。
それとATのレベルゲージを外しておかないと後が大変です(汗)
オイルも抜きましょうね・・・
ひーひー言いながら降ろします・・
オイル抜いたのに・・・トルコンからダバダバー♪
ATが降りたので・・・
ブレーキ&クラッチペダルを取り付けましょう。
クラッチペダルとブラケットの取り付け画像はありません
m(._.)m ゴメン
話によるとクラッチペダルのブラケットはポン付け、マスターシリンダーは取り付くであろう凹みはあるものの穴が開いてなかったためドリルで開けた・・・そうです。結構あっさりやってたような

ブレーキペダルは左の写真のように33(右)と35(左)でブラケットの角度・取り付け穴の位置が違います。
とりあえずは35のブレーキペダルをペダル部分のみMTのように小さくして取り付けてみました。

・・・・・
(・_・。)) マイッタナァ
α~ (ー.ー") ンーー
( ̄-  ̄ ) ンー
ヤレヤレ ┐(´ー`)┌ マイッタネ
・・・・・
とりあえずこんなにズレてしまっていてはヒール&トウもジャイアント馬場しか出来ない為失敗です。
で・・・とりあえずどれだけずれているのかを図にしてみました。
いいかげんですねぇ(゜。゜)
でもここで僕は気が付きました。

33のクラッチに35のブレーキだからズレるんだよね。
でも33のブレーキブラケットは付かない・・・
・・・35のブラケットを使って33のペダルを取り付ければ大丈夫なんだよな・・・

で実行しようと35のブレーキブラケットを見ると・・・・
ペダルが取れない・・・って言うかピンが圧着されてる・・・
そんなこんなで考える事5分(笑)
どれだったかは忘れてしまいましたがペダルのピンがボルト&ナットで留まっている物がありました。
これが使えればOKな訳です。
早速サンダーで圧着部分を削り取って外してみました、で見比べたのが上の写真。
使えます、はい。
と言う訳で無事35ブラケットに33ペダルを移植できました。
この後クラッチのスイッチと謎のスイッチの位置ズレや、33のペダルに1つしかないスイッチを押す部分、(訳のわからないことを言っているようですがやればわかります)を溶接機で切った貼ったしました。
所要時間5分程度(笑)
そして完成したのがこれ。
別に違和感なしなのでヨシでしょう。
クラッチやブレーキの取り付けが済んだので今度はマニュアルミッションの取り付けに移ります。
クラッチです・・・お好きなものをお選び下さい(* ̄∇ ̄*)
ひょいっと。"└( ̄- ̄└)) ((┘ ̄- ̄)┘"
あ、画像が飛んだだけか・・・はい、苦労しましたね。
ええっとカラーの交換をお忘れなく。
ATとMTで大きさが違います。
そしてここからが配線地獄・・・地獄と言うほどでもない地獄。(謎)
・サイドブレーキの配線室内で足踏みブレーキ部分から移動
・ニュートラルランプスイッチ(4−6)
・バックランプスイッチ(4−1)
・車速センサー線をギボシに変換・接続
・P/Nでないとエンジンがかからない配線の短絡(4−3)。
これだけで正常に動いています。
CPはATのまま(汗)
もうここからは簡単な作業です。
サイドブレーキのブラケット取り付けは場所が勝手に決まるのでそこへ、センターコンソールはサイドブレーキの部分をカットして取り付け・ブレーキペダル、クラッチペダル・サイドブレーキの調整
そして・・・・・
室内も完成、こんな感じになります。
おおはしゃぎのはせがわくん、お疲れ様でしたっ!