S30Zのレストア風景


4 サイドシルの再生

前回の中途半端な補修が招いた大惨事・・・
皆さん気をつけましょう、大事なのは裏!です。
FRPだ・・・
とりあえず使えない部分はカットしました。
クウォーターパネルだけではとどまらずに、サイドシルともう一つのパネルも錆びてなくなっています。
まずはなんて名前かわからないパネルから作成します。
じゃん!
できました。相変わらずカポッとはまらないといけません。
カポッ!
円く開けた穴は、片側スポットが出来ないので開けた溶接用の穴です。
これを溶接すればなんて名前かわからないパネルは終了。
微妙に腐食していて穴が開いていますが・・・何とかごまかします。
FRP・・・けっきょくそれかよ・・・
溶接が完了した図
結局錆びて弱っていた部分は溶接で埋めました。
半自動溶接機万歳!
サイドシルは浮きサビを取り除いたあとプラサフを筆塗りしました。
小さな穴が開いてしまっていますが・・・
多分ディスプレーのゴミだと思います。
パンチ・フランジツールで段差をつけました。
ここの一段落としてある部分に新しい鉄板を当てて溶接します。
こうすればひどく段差にならずに済みます。
ヒイヒイ言いながら作成したクウォーターパネルの一部。
スーパーZの時から気になっている曲げた時のR不足は相変わらずですが、ウーン、多少は鉄板をたたいてごまかしてあとはパテで行きます。

そしてこれが溶接後です。
すごく綺麗ですがサンダーで削ったあとだからです。
もうちょっと溶接技術をあげたいです(T▽T)
これがドアを開けて上から見た画像です。
目玉焼きみたいなのはパンチ・フランジツールで穴を開けてそこに溶接を流し込んだあとです。
へたくそはパテでごまかしましょう。
インチキしてすみません。

ノーマルチックにしました。
あとは裏側の防錆をすれば完璧です。
下は最初の姿です