1 基礎知識

最初に言っておきますが僕は建築ど素人です。
あくまでも「趣味」としてご紹介いたしますので責任は持ちません、防音の効果は保証します、でも天井降って来たじゃねーか!!とか知りませんよw
さて、突然間取りが変わりましたが気にしないでください、画像の関係で部屋が変わったりします。
どこから説明しよう、と考えたのですが、根本的なところから説明しないといけないのだと、過去の僕を思い出して感じました。

まず、防音室以前に、壁や天井の板。
大概は吉野石膏と言うメーカーの石膏ボードを使用していると思います。
で、少し作業をして行けば分かるのですが、石膏ボードやコンパネ(木の板)のサイズは尺に基づいたサイズになっています(1尺=303.03mm)。
多くは3尺×6尺(910mm×1820mm)になっていてこれを3×6板(さぶろくばん)と呼び、このサイズを基準にして柱などを立てて行きます。
なので、柱の中心の間隔は455mmとなるわけです、これがとてつもなく重要(o・ω・o)
逆に分かっていれば建築することはそんなに難しいことではないです、レストアより簡単ですw
もう一つは構造とその精度。
画像の建物はRC構造(鉄筋コンクリート構造)です。
他に鉄骨、木造などがありますね(・∀・)ノ
そして、僕たちは知らないのです、このRC構造の精度を・・・
人が住む分には問題ないと言えばないのですが梁(天井を横に這っている柱みたいなの)や柱、さらに地面、天井に至るまで1cmなんて屁でも無い、と言うくらいに歪んでいます(>_<")
建築を始めた時は建物の精度を信じ切って壁や天井を作っていました。
しかし、そうして出来上がった箱は面白いように歪むのです。
と言うわけで、その辺りを考慮して作業を進めなければならないのです。
要するに、作業開始時は歪んだ箱の中に正確な箱を作らなくてはいけない、と言うことです。