71 Aピラーのウェザーストリップ

Aピラーにはもともとウェザーストリップを取り付ける部品が付いていますがガルウイングでは上手くその部分に当たりません。
その上Tバーの取り付け部分が出っ張っているので結構な改良が必要になってきそうです。
とりあえず本物のスーパーZの写真を見てマジックでラインを書いてみました。
数日後・・・
マジックのラインは一瞬にしてシンナーで拭き取られ、画像との格闘の末、新たなラインを書きました。
あとはラインに沿って板金をしてなるべく凸凹を消し、仕上げにヤスリで磨き上げればこんな感じになります。
しかし素材が無垢の金属だったのは救いでした、磨けば元通りになってくれます。
さてさて、これからが大変です。
画像でも分かるとおり、マジックで引いた部分より右に出っ張っている部分は不必要なのです。
裏から見るとかなり複雑になっていることが分かります(´Д`;)
僕の迷いがそのまま線になって現れています(/ε\)
斜線の部分は消えてなくなりますね・・・
繋ぎ目が難しいなぁ、ウェザーストリップもあるし・・・
翌日、
余分と思われる部分をサンダーで削り落とします。
すると中からAピラーの心臓部が顔を出します。
今回はそこに進入する事はありませんでした、助かったぁ(;゜д゜)
そして新しいラインの鉄板を板金で作成。
これは嫌な形でした(´Д`;)
いろんな方向に曲がっていてかなり苦戦しました。
そして完成。
溶接をして( ■■)σ☆
サンダーで余計な部分を削り取る、いつも通りです。
うんうん、満足です(゚ー゚*)

横から。
下の画像を見るといかに削られたかが分かります。
あとは反対だけ、何とか今日中に終わらせたい・・・(´Д`;)
もとい・・・
何とか今週中には終わらせたい・・・
ところでこのAピラー、凄い課題が残っています。
「雨水の通路」です。
Tバーの隙間に流れた雨水は、元々Aピラーのモールの中を滑り台みたいに(写真中央)滑っていってフェンダー内に流れていくようになっていたのですが、この作業でその部分への入り口がなくなってしまいました。
このままではTバーから流れた雨水はAピラーに作られる耳とウェザーストリップの間を通ってドアの加工した部分に垂れ流しになってしまいます。
何とかしないと・・・
こちらも完成。