クリアヘッドライト(ステップワゴン)



まずこの作業をする前に覚悟がいります。その覚悟とは、半ヤケド状態になるということです。熱湯を使うからね。では。

工程1 ヘッドライトを外す

ヘッドライトを外します。かなり前に行った作業なので記憶が曖昧ですが、確かステップワゴンの場合、バンパーカバーやグリルを外さないとヘッドライトユニットは外せなかったはずです。結構大変ですががんばってください。


工程2 熱湯を用意する

70〜80℃くらいの熱湯を用意します。用意する場所は、お風呂です。ヘッドライトがちゃんと浸るくらい湯を張りましょう。ヘッドライトユニットは、ライトカバー、ウインカーレンズ、ユニットの3構成になっています。今回外すのはウインカーレンズです。(・・のはずです)ウインカーレンズを外すためには、ライトカバーとユニットを分割しなければなりません。ライトカバーとユニットはブチルテープのような物で接着されています。ブチルテープと言うのは黒いガムのような物です。その為分割するには、ブチルテープを剥がさないといけません。ところが常温では固まっているので熱湯に浸して柔らかくし、熱い内に剥がしていく、と言う感じです。


工程3 熱湯に浸して分割する

ヘッドライトを熱湯に入れます。但し、余計な部品は外しておきましょう。ヘッドバルブとか、バルブホルダとか。工具も必要になります。たぶんマイナスドライバーだけでいいと思います。あと手袋も必要です。台所用のゴム製の長手袋と軍手の二十装備が望ましいです。ヘッドライトを熱湯に入れます。ライト内にも水が入ってしまいますがあとで乾かすので平気です。十分に熱くなったらライトカバーとユニットの間にマイナスドライバーを突っ込んで少しねじります。熱湯につけたままで・・・。一箇所で一気にねじるとライトカバーが割れてしまうので何十箇所かに分けて地道に、少しずつねじっていきます。隙間があいてくると気が付くと思いますが、ライトカバーとユニットがツメで何箇所か引っかかっています。それを外すのが結構大変で、マイナスドライバーを2本使ったりしてツメの部分を浮かして、その間に隙間を広げる、ということを繰り返すか、ユニット側のつめの引っかかる部分をニッパーで切ってしまいましょう。僕は面倒臭かったので切りました。以後別に問題ありません。作業が進めば手でも引き離せるようになります。最後はブチルテープがビヨーンと伸びて外れます。外れる時にブチルテープを内側に付けないように気を付けてください。剥がすのが面倒です。外してしまえば後は楽。こんなに苦労したのに、目当ての敵はポロン、と取れてしまいます。あっけない結末。


工程4 元に戻す

後は逆の手順で戻すだけです。ちゃんと戻さないと雨の日に浸水するので念入りに。戻したら水を十分に切って乾かしましょう。ところでオートサロンなんかでヘッドライトのメッキ部分がカラーになっているのを見たことありませんか?外したついでにメッキ部分をカラークリアーで塗れば、ハイ出来上がり。でも熱くなる部分なのである程度の耐熱性が必要になると思います。ウインカー球などに色をつけるスプレーなら多分大丈夫だと思います。車検は通らなくなるけど・・・かっこいい!!