26 パワーウインドウの修理

Z33のパワーウインドウはやたらと故障します。
で、前回動かなくなった時は動きが渋くなったのだと思ってグリスアップしたのですが、今回も全く同じ症状になってしまいました。
Zオーナーは高確率で遭遇するトラブルらしいので、僕が人柱となって安く直す方法を探し出したいと思います。
とりあえずは犯人を見つける為に分解(・ー・)ノ
こいつのウインドウレギュレーターの機構に触れる為にはかなりネジを外さないと辿りつけません。
大きな穴の部分のシールがはがしてありますがその部分にウインドウを移動してガラスを取り外します。
ウインドウを下げていくとこんな感じにボルトが顔を出しますので外して下さい。
その次に、カプラーを外しておいてからこのパネルの外周に付いてる10mm頭のボルトを全部外します。
外してもピクリとも動きませんが上の方にピンがあってそれで固定されているだけなので何かでこじれば浮いてくるはずです。
下側は引っ掛かりますので、上側から浮かせて上にずらしながら外します。
こんな風に取れます。
今度はウインドウレギュレーターのレール部とモーター部をパネルから外します。
さらに、モーターを外して下さい。
こんな感じ、こいつ単体で取り付けて動作確認しましたが、動きません。
犯人はモーターのようです。
ここか?w
またもや闇雲に分解する僕。
関係ありませんでした|゚∀。)ゝ”

そして、犯人発見!!
犯人はブラシでした。
ブラシが減ってきている上にグリスで動きが渋くなっている為、ブラシがコイルの接点に接触しなくなっていたようです。
とりあえずパーツクリーナーで洗浄してみましたが・・・ブラシがやたらと短いのです。
そんなに動かしたのか?と一瞬思いましたがドアの開閉の度に動く機構なので普通の車よりは多少働いているのかな?とも思いました。
さて、ブラシの交換の為にはブラシが付いている部分を分解しないといけません。
その為にはブラシに来ている配線を外さなくてはいかんのですが、この部分には妙な樹脂が入っていますので頑張ってほじくり出して下さい。
ほじくり出したら半田で結線されてる部分を溶かして配線を外せばブラシの部分だけを取り外せます。
こんな風に(*゚ ー ゚*)
ブラシは適当なモーターから調達。
サイズが少し違ったので棒やすりで少し小さくしました。
ブラシ交換完了♪
これであとは元の手順に従って戻していけば直ります。
費用はウン百円くらいで済むかな?
まあ、新品買っても7500円でお釣りが来ますが(笑)
でも節約ですよね♪
どうせここまでは分解しないといけないんだしこっちの方がいいかな(o^v^o)

これが終わって元通り組み付けたら、モーターに開閉の位置を学習させます。
画像中央右にあるメクラ蓋を外すと、変なボタンのようなものがありますので、そのボタンを押しながらマニュアルでウインドウを全開にします。
で、手を離す。
上下に上手く動くか確認したらそれで終了です。